むち打ちの治療は、最初が肝心だということは前回お話ししました。
軽くおさらいすると、交通事故によるむちうちは急性の外傷になるので、
最初の治療としては冷やすことが大事だということでした。
むち打ち治療で「冷やす」理由
まず、むち打ち治療での「冷やす」ということの意味についてお話したいとお思います。
「冷やす」といわれると体に悪いというイメージを持っていませんか?
しかし冷やすことは、やりかたさえ間違わなければムチウチに
すごくいい反応を起こしてくれます。
では、鞭打ちで冷やすとどうなるのか?
- 冷却によって炎症や腫れなどが抑制される。
- 冷却のあと、反射的に皮膚温度が上昇し、その結果、患部にいい意味での充血と筋弛緩がおきる。
- 血液中の酸素濃度が増加し、そのために組織から出る発痛物質ができるのを抑制する。
- 冷却麻酔効果によって痛みが感じにくくなる。
少し専門的ですが冷やすことでこれらの効果がおきるのです。
交通事故で、むち打ちにあったばかりの首は、筋肉や靭帯などを痛めているので炎症が起きています。
であれば、むちうちの初期治療で「冷やす」ことが重要というのは当然のことなのです。
初期治療で冷やしておけば、ムチウチの悪化を防ぎ治りが早くしてくれます。
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