ぎっくり腰で温めるのは逆効果

ぎっくり腰」という症状名を知っている方は多いのですが、正しい対処療法を知ってる方は少なく、「温める」などの間違った処置をされています。

ぎっくり腰とは

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ぎっくり腰とは、重いものを持ち上げたり、イスから立ち上がったりなど、何気ない動作をした時に起こる急性の腰痛です。
この辛さは、経験のある人でないと理解できません。
まず痛くて動けませんし、腰に力が入らず、自力で立ちあがるのは、非常に苦痛をともないます。

ぎっくり腰の間違った対処法

ぎっくり腰を早く治したいというお気持ちは分かるのですが、患者さんにお話しを聞くと、みなさん間違った対処をされています。
例えば熱いお風呂に長く使って温めてみたり、マッサージやストレッチをしてみたり、湿布を貼ってみたり、色々なことをされます。
しかしこれらの間違った対処が、逆にぎっくり腰を治りにくくしているのです!!

足首を捻挫したり、頭をぶつけてたんこぶができた時、捻った足首をいきなりマッサージしたり、たんこぶを温める人はいませんよね。
でも何故かぎっくり腰や寝違えなどの肩や腰の場合は、温めてしまう人が多いのです。

ぎっくり腰は冷やすべし

もしぎっくり腰になったら、必ず冷やしてください。
それから無理な動きはしないでください。
それが早く治すための第一歩です。

あとは早めに専門家に相談し、治療してあげることが大切です。

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腰痛の人は、腰痛体操をしてはいけません。

よく腰痛やぎっくり腰だからといって腰痛体操をする人がいるのですが、
これってむしろ腰痛を悪化させるので絶対にやめてくださいね。

腰痛体操とは

腰痛体操といわれると腰痛を持っている人が、
腰にある痛みを改善するための体操だと思っていませんか?
これって大きな勘違いなので注意してくださいね。

では何のための体操なのか?
実は、腰痛体操というのは「腰痛を予防するための体操」なのです。
紛らわしいので、名前を「腰痛予防体操」に変えて欲しいと思っています。
腰痛がなく、もしくはほんとに軽い症状の人がひどくならないために行う体操であって、
ひどい腰痛がある人が痛みをとるためにする体操ではないのです。
そういう場合、腰痛の悪化原因になりますので、腰痛体操はお勧めできません。

正しい腰痛の対処法

では、ひどい腰痛の場合は、どうすれば良いのか?
ひどい腰痛やぎっくり腰などの急性の腰痛になった場合は、冷やしてあげてください。

ただし冷やすといっても湿布はダメです。
冷感湿布でも冷えるのではないかと思われがちですが、
冷感湿布は名前の通りひんやりする感覚があるだけで、冷えてはいません。

冷やす時は、氷のうや保冷剤などがあればベストですが、
なければスーパーの袋を三重ぐらいにして氷と水をいれて冷やしましょう。
※水の量は氷の半分くらい

急性の腰痛は、炎症を持っていますので冷やすのが効果的です。
絶対に腰痛体操はしないでください。
何度も言いますが腰痛体操は腰痛を予防するための体操であって、
腰痛の痛みをとるためのものではありません。

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