お知らせ
むちうちが通常の首が痛い症状のように治らない理由はコレ!
「むちうちも首こりも首が痛いのは一緒でしょ?」という方もいますが。むちうちと首こりなど通常の首が痛いという症状とは全く違うものだと覚えておいて下さい。
ムチ打ちがなかなか治らない理由と、症状としては「ムチ打ち>首こり」であることの解説をします。
首こりなど通常の首が痛い症状の場合
首こりも首が痛くて辛いですし、色々な原因がありますが「ある程度の時間」がかかって首こりを起こしている場合が多いです。
例えば、体が左右に傾いている場合で説明します。
前後でも起きますが、イラストの都合で左右です。
イラストの場合、首が左に傾いていますよね?
右の首の筋肉が、左に比べて引っ張られています。
これで首こりを引き起こしているとすると、急には起こらないことになります。
こういうバランスの崩れや歪みはある程度時間をかけて起こります。
さらに首だけではなく背中など広い範囲で、少しづつ歪みを起こします。
むちうちの場合
むちうちの場合は、「衝突」という外力によって、一定の部分に集中して力が加わります。
動画を見てもらえれば分かると思いますが、衝突してエアバッグが開いた後に急激に首が後ろへ動いていますよね?
エアバッグのおかげで前への動きは少なくなってきていますが、後ろへの跳ね返りを抑制するのは技術的にまだ難しいようです。
むちうちと首こりの違い
首こりは慢性である程度の時間をかけて広範囲な前後左右などの歪みによって、首に負担がかかって起きる。
むちうちは急激に集中した範囲へ、前後左右への事故の外力がかかって起きる。
一概に比較は難しいですが、「首こり」と「むちうち」では、圧倒的に「むちうち」の方が治りにくいケースが多いです。
重いムチ打ち>重い首こり>軽いムチ打ち>軽い首こり、の順番になりますが、軽いムチ打ちより重い首こりの方が症状が重い場合もあります。
さらにムチ打ちは追突事故だけではなく「スノーボード」「スキー」「ラグビー」「ボクシング」などで急激に大きな力がかかった時にも発生するので間違えないで下さい。
足の捻挫なども早く治療した方が早く治りやすいですが、ムチ打ちも慢性期になってからでは治りがとても遅くなります。
急性期から骨や筋肉の専門家による正しい治療を行うことが、ムチ打ちを早期に治す為に必要な条件の一つです。
「湿布と薬ではなかなか治らないな。。。。」と思ったら、できるだけ早くに「まずはご相談」を下さい!
むちうち治療なら奈良市たかま鍼灸整骨院へ
奈良市で、むちうち治療に実績のある鍼灸院や整骨院をお探しなら、近鉄奈良駅5番出口より徒歩3分の奈良市『たかま鍼灸整骨院』へお越しください。
予約制のため、まずはお電話でご予約ください。
「整骨院なのに保険が使えないの?」と言われればやっぱり心が痛む
「ここも整骨院なのに保険が使えないんですか。。。。
前の整骨院では同じ症状で保険が使えてたんですが。。。。」
うーん、痛い。
心が痛い。
私だって、保険が使えるものなら使ってもらいたい。
保険を使いたくないからとか、面倒だから意地悪をしているわけでもない。
整骨院の保険は「療養費」という医療保険の別枠。
近頃は「保険が厳しいから」という言い方もあるようだけど、実は元々緩い訳でもないのです。
(参考)整骨院で保険が適用になるもの
・整骨院や接骨院で骨折、脱臼、打撲及び捻挫(いわゆる肉ばなれを含む。)の施術を受けた場合に保険の対象になります。
なお、骨折及び脱臼については、緊急の場合を除き、あらかじめ医師の同意を得ることが必要です。※単なる肩こり、筋肉疲労などに対する施術は保険の対象になりません。このような症状で施術を受けた場合は、全額自己負担になります。
引用 厚生労働省 「柔道整復師の施術を受けられる方へ」
・急性の怪我であるもの
・4W1H(いつ・どこで・どの部分を・どうしたら・どうなって)で怪我をした
・通勤中や仕事中でないこと
整骨院の保険は、厚生労働省の通知・通達でこれだけの「制限」が付けられています。
整骨院が勝手に「適用できるかどうか?」を決められる訳ではないのです。
『医療人として与えられたルールは必ず守る』
人様の体を預かる上で、当たり前のことです。
「治療はきちんとしますが、保険は適当に使っておきます」なんて通用する訳がない。
分かって下さい。
「前に肩こりで保険が使えた」というお話を否定する気はありません。
でもルール上、「肩こりに保険は使えない」のです。
治療はきちんとしているが、患者さんの知らない所で「不正請求」に巻き込む。
そんな事態は、絶対にたかま鍼灸整骨院(接骨院)では起こらない。
「保険が使えないのですか・・・・」と言われればもちろん心が痛いです。
もちろんルールに沿って、保険が使えるものには使います。
でも悪いことをしてまで、仕事をするつもりはありません。
なんでも保険が使える不思議な整骨院ではありませんが、できる手段は全て使って治療をさせていただきます。
整骨院の保険と病院の保険の違い
整骨院や接骨院で「保険取り扱い」と書いてあるところがほとんどですが、
実は、病院の保険とはずいぶん違うものってご存知ですか?
「整骨院で保険が利かないって言われてん( *`ω´)」
って方が結構いらっしゃるので、今回は整骨院の保険と病院の保険の違いについて
簡単に説明します。
病院など、医師にかかった時の保険は「医療保険」と言います。
肩こりだろうが、腰痛だろうが何でも保険で診てもらえます。
「整骨院も保険取り扱いって書いてるし」というあなた。
ですよねー。
実は整骨院で保険と言われているのは「療養費」というものです。
療養費について詳しいことはこちらでご覧ください→療養費(健康保険ガイド|全国健康保険協会)
療養費は医療保険の特例部分で
「やむを得ない事情で、保険医療機関で保険診療を受けることができず、
自費で受診したときなど特別な場合」
に支給されるものです。
一旦、全額負担をしてから後で支給されるのが通常の扱いです。
これを見れば、整骨院は「保険医療機関」ではないと言うことになります。
「旅行先で保険証を持っていなくて受診した」場合はやむを得ない場合ですよね。
あとは「生血代(輸血など)」、「装具代(コルセットの製作など」がこれに当たります。
「でも整骨院でも全額負担じゃなくて、病院みたいに一部負担金だけ払ってるよ?」
というあなたはさすがです。
保険証を出して医師の診察を受ける場合は「現物給付」といって
窓口で一部負担金を支払う方式です。
後の7割は病院が保険請求をして、支払いを受けます。
整骨院で保険を使う場合も病院の窓口と同じような扱いですが、患者さんが一旦全額を支払わなくて良いように
「あたかも現物給付」という扱いになっています。
「窓口で病院みたな支払いにした方が、患者さんが便利でしょ?」という理由です。
簡単に保険の違いをお話ししました。
次回は肩こりや腰痛で病院と整骨院に行った場合、どう違うのか?をお伝えしたいと思います。
めまいも”むちうち”のせいですか?
『追突されて”むちうち“って言われてから、めまいがし始めたんだよね。。。』
これは単なるめまいなんでしょうか?
「むちうちになると痛みが出る」という方がほとんどです。
ひどくなると、病院で頸椎カラーなるもので固定している方を見た方も多いのではないでしょうか?
しかし、中には痛みを訴えないむちうちの患者さんもおられます。
ここで大切なのは「今、首に痛みが無いからむちうちではない」というのは間違いだという事です。
むち打ちなのに痛みを感じない2つのケース
①首の痛み以上に辛い症状が他の場所にある場合
めまいや吐き気、不眠、頭痛、肩の張り、肩甲骨間の引きつれなど、
首の痛みより、他の症状が勝ってしまっている場合がこれに当たります。
吐き気止めや痛み止めだけで対処を続けると、治療が出来るタイミングが遅くなってしまいます。
また治療を続けていくと、首の痛みを感じるようになってくる場合がほとんどです。
ですのでめまいや頭痛、吐き気への治療だけでなく、頚部の治療も継続して行なう必要があります。
②首の筋肉・靭帯などへの負担が比較的少なかった場合
全く痛みが無く、他に症状が無い場合は比較的軽症のむちうちだったと考えられます。
ですが、痛みは無いがめまいや頭痛、手の痺れ、肩甲骨間の引きつれなど
別の場所に症状がある場合は、「むちうちの症状=むちうち症候群」と判断しなければなりません。
手の痺れは神経の出口に負担がかかり、めまいは上部頸椎に負担がかかった症状です。
特に痺れは早期に治療を開始しないと、なかなか治らなくなってしまいますので要注意です。
むちうちは痛みだけではなく、吐き気・めまい・耳鳴りなどの症状も引き起こします。
痛みが無いからむちうちでは無い、と思わないで下さい。
①は痛みがあるので治療の機会が多いですが、
②の場合は「痛みが無い」ので、むちうちに対する治療の開始が遅くなる傾向にあります。
追突などの交通事故に遭ったのに、首の痛みが無い場合は特に注意が必要です。
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むちうちになってすぐの「急性期」にしてはいけないこと
追突事故などで”むちうち”になってしまった直後、
いわゆる「急性期」は、その後の治り具合を大きく左右する重要な時期です。
しかし事故直後は、病院に行ったり、保険会社とやり取りをしたり、車の修理の手配をしたり。
被害者さんは、非常に「忙しい」状態になってしまいます。
そりゃ、病院に行って骨に異常はありませんと言われているんですから、
「薬を飲んで湿布を貼っていたら治るだろう」と思われるのも無理はありません。
でも、われわれ治療家から見たら、とんでもないことをされている方もおられます。
むちうちの急性期にしてはいけないこと
- マッサージ・・・グリグリとマッサージはダメ!
- 温める・・・お風呂でじっくり温めてはいけません!
- ストレッチ・・・怪我している場所を引っ張ってはいけません!
むちうちの急性期は「冷やす」ことが基本です。
たかま鍼灸整骨院では、特殊な機器を使って、保冷剤や氷では冷やせない深さまでアイシングしています。
むちうちになってしまったら、病院だけではなく、専門知識と専用の治療機器を持つ整骨院にも相談されることをお勧めいたします。
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